信念

私はロンド・ミナ・サハク現在はどこの国家にも所属していない
私はこれからある計画を全世界に向け発信する
それについてどう判断しどう行動するかは個人の自由だ

先日のユニウスセブンの落下―
両陣営共に相手を強く非難している―
その矛先はジャンク屋組合にまで向けられた
だが果たして本当にその非難は正しいものなのか?―・・・・・・

世に闇が広がっている
人々は 何も見えぬ中で怯え
―そして他者は悲鳴を頼りに逃げ惑うばかりだ
人々は 闇の奏でる悲鳴の伴奏に踊らされている
だがその闇を指揮しているものがいるのだとしたら?

コレが今日の政治であり国家だ―
闇を―敵を作ることで市民をコントロールする

―だが聞いてほしい

私はこれからまったく新しい世界の可能性を提示する
ある人物が私に「国家は人」だと説いた―

自らの曲を奏でる者たちがいる―
彼らは自分の信念を―真実を持つ
故に 闇の中でも世界を見通し他者に踊らされることはない―ただ自分の曲で踊る―
彼らと同様に世界中の人間が自分のリズムをメロディを持てたのなら・・・・・・
もう 今のような国家としての枠組みは必要ない
政治もその役割を大きく変えるだろう

もちろん彼らは一部の特殊な存在だともいえるだろう
私もそう思っていた・・・・・・・・
だがそうではないことを私は知った

ジェス・リブル

このジャーナリストを知る者は少ないだろう

彼は平凡だ

しかし彼は いくつもの大きな歴史の流れの転換に影響を与えている
なぜ平凡な男がそんなことをなしえたか?
彼もまた自分の曲で踊るものだからだ
自分自身の持つ信念というメロディで真実というリズムで踊るものだからだ
―そう特別な存在でなくても誰もがそのように生きてさえいれば

世界は変わるのだ

一人一人の生き方が変われば世界も変わる この新しい世界に国家も国土もない
あるのはひとつ―理念のみ
「他者の理想を妨げない限り己の信念に従うこと」それだけだ
このように生きるものならこの新たな世界の一員たる資格を持つ

ナチュラルもコーディネイターも関係ないのだ

私はここがバラバラになれと言っているのではない
理想をおなじくする者同士がハーモニーを奏で
共に手を取りデュエットを踊ることもできるだろう
私は 私の考えに賛同する者たちと新しい世界の為に働こう
もし同士と呼べる者が危機にあるなら躊躇なく我を呼べ
私と私の同士はその持てる力の全てを使いその者を守ろう

おそらくこの放送を聞いてもにわかには信じられまい
それでいい
私は強制はしない

最後に今一度言う
己の信念に従って生きろ
さすれば永遠と無限を持つ闇の恐怖にも打ち勝てる
永遠の終わり
無限の境界
それは個々の力で成せるのだから